1974年の音楽は何処へ向かっていったのか

1974年の音楽は何処へ向かっていったのか

おばんです。

グーニーズみたいなこと起きないですかね、Kumasterです。
ご訪問ありがとうございます。

今日は僕が産まれた1974年の音楽についてです。

調べてみると、サザエさんの連載が終了して、フィリピンで小野田少尉が発見され
志村けんさんがドリフターズに加入して、長嶋茂雄さんが引退して
セブンイレブンの1号店ができたみたいです。

「ノストラダムスの大予言」がベストセラーとなり「アルプスの少女ハイジ」
「みなしごハッチ」「小さなバイキングビッケ」「宇宙戦艦ヤマト」などのアニメが放送されました。

特撮ものも多かったみたいです「仮面ライダーアマゾン」「ウルトラマンレオ」
「がんばれ!ロボコン」
など(アニメも特撮も全部ボクが見てたのは再放送だったんですね・・)

と、これだけ書くとエンタメ要素満載ですね。

■1974年の音楽ランキング(地味ヘン・・

で、音楽はというと「ロックの名盤」はこんな感じです。

1974年リリースのアルバムTOP20 -米音楽サイトALL MUSIC発表

引用 https://kakereco.com/magazine/?p=15095

うーむ、とりあえず地味です笑
クリムゾンの『Red』、スティーリー・ダン『Pretzel Logic』、ヤング先生の『On The Beach』

このあたりはよく聞きました。『Red』は今もたまに聞きます。

その他の74年リリースはといういと・・

エリック・クラプトン『461 Ocean Boulevard』

ディープ・パープル『Burn』

デヴィッド・ボウイ『Diamond Dogs』

ジャクソン・ブラウン『Late for the Sky』

モット・ザ・フープル『The Hoople』

ローリング・ストーンズ『It’s Only Rock’n Roll』

クラプトンの『461 Ocean Boulevard』は復帰作として評価も高く
Bob Marley(実際にはThe Wailers名義)の「I Shot The Sheriff」のカバーでも
ヒットしました。

でもボウイもストーンズも74年はなんか地味ですね。あはは・・・
いやどれもこれも名盤ですけどね。

■ランキングは時代の先へ

一方、先程のランキングに戻って上位を見てみると面白いです。

クラフトワーク、ブライアン・イーノ、ロキシー・ミュージック、ジェネシスと
イギリス勢(クラフトワークはドイツ)がほとんどです

音楽性も王道のロックとかプログレではなく
エレクトロミュージックニューウェーブといった流れが出来つつあることがわかります。

実際に翌1975年にニューヨークでパンクロックが産声を上げ
1976年にはマルコム・マクラーレンがイギリスでセックス・ピストルズをデビューさせます。

これまでのプログレとかブルース、ハードロックといった王道の流れから
1974年を堺に、洗練された音楽感覚とファッションなどのサブカルチャー的な要素が融合し
音楽の流れは確実に変わっていったと言っていいのではないかなと
このランキングを見て思いました。

■『Kimono My House』にみたアート魂

そしてここまでの流れをぶった切るようにアメリカのバンドSparksによる
1974年リリースの名盤『Kimono My House』紹介です。

『Kimono My House』でググってここに辿り着いた人はいないかもしれません笑

Sparksはロンラッセルマエル兄弟を中心に1967年に結成されたバンドです。

特徴はポップでユーモアでどこかキッチュな佇まいの音楽性と
ボーカルのラッセルの甘美なハイトーンボイスから繰り出される中性的な世界観
・・みたいな感じでしょうか。

 

声だけ聞くと女性?と思いますが男性です。

はじめて『Kimono My House』を聞いた時、
というか『This Town Ai n’t Big Enough for Us for Us for Us』が流れた時は結構な衝撃がありました。

まぁまぁジャケットもインパクトあります

当時、NHKFMの「ミュージック・スクエア」って番組で
布袋寅泰さんが毎週木曜にパーソナリティーをやってまして
レコードコレクターでもあるので音楽を沢山かけてくれるのですが
そこでいっぱい良い音楽に出会いました。

『This Town Ai n’t Big Enough for Us for Us for Us』もここではじめて聞きました。

一聴して最初はあたり前にイギリスのバンドかと思って聞いてたんですよね。
このどこかひねくれたユーモア感覚の音楽性はそうなんだろうなっていう(先入観

次に「アマチュアアワー」を聞いてそう確信したんですが
アメリカのバンドだってきいて・・えーーーって、もうイギリスでいいじゃんて笑

カテゴライズすれば「グラムロック」になるのかもしれませんが
(当時の見た目もマークボランみたい)

自分には10ccXTCみたいな属性のアート・ポップに聞こえました。
ラッセルのボーカルも相まってクイーンぽくもあり。

『Kimono My House』は『This Town Ai n’t Big Enough for Us for Us for Us』と
『Amateur Hour』で商業的ににも成功しました。

アルバム全体を通しても統一された質感で聞きやすいですし名盤です。

てことで、パンク・ニューウェーブの未来が透けて見えた1974年という時代に
僕は産まれました。

音楽的に地味な年だよなぁと、ずーーっと思っていましたが
『I Shot The Sheriff』を聞いて『Kimono My House』で踊って『Red』で眠りたいと思いました。

■余談ですが・・

実は?僕も昔地元の友達とやってたバンドがありまして
バンド名が「Sparks」でした笑 ギターにもSparksってペイントしt

その時はSparksってバンドがいたことは知らなかったですが
同じ名前だったので勝手に親近感を覚えたりもしました。

・・・はい、また次回お会いしましょう。

ありがとうございました。